ホームゲートウェイ(HGW)を使ったスマホの内線化について
今日は、珍しい構築事例でホームゲートウェイ(HGW)を使ったスマホの内線化についてご紹介します。
こんにちは。ブログ担当のすずシーサーです。![]()
☆この記事を読むとわかること☆
・ホームゲートウェイとスマホの内線化について
・スマホ内線化のメリット
・スマホ内線化の注意点
・スマホ内線化の構成図
・最後に…
【ホームゲートウェイとスマホの内線化について】
ホームゲートウェイ(HGW)は、家庭や小規模店舗・オフィス向けのひかり電話で利用される装置で、ルーター機能と電話機能を備えています。オプションでWi‑Fiを搭載することも可能です。HGWのWi‑Fiとスマートフォンを連携させることで、スマホの内線化やスマホからのひかり電話利用ができます。

※ホームゲートウェイイメージ図
オフィスや店舗でHGWを利用する場合、別途業務用ルーターを設置してネットワークを構築するケースがあります。これは、HGWの性能が不足する環境や、店舗間VPNを利用するためにVPNルーターを追加する必要があるためです。
【スマホ内線化のメリット】
HGWを使ってスマホを内線化すると、次のようなメリットがあります。
- スマートフォンでひかり電話の発着信が可能になる
- Wi‑Fiが届く範囲であれば、事務所内を移動しながら通話できる
- 最大5台までスマホを登録でき、複数人でひかり電話を共有できる (※同時通話数は契約により最大2チャネル)
実際に弊社で導入したお客様では、 「事務所に固定電話機はあるが、離れた部屋からでも電話を取りたい」 というご要望があり、スマホ内線化をご提案したケースがあります。 固定電話の設置場所に縛られず、どこからでも会社番号で応対できる点が高く評価されました。
【スマホ内線化の注意点】
ホームゲートウェイを使った場合のスマホ内線化の注意点は以下の通りです。
・固定電話機やFAX、スマホ内線化の併用は可能ですが、電話機の優先着信の設定は出来ません。
※固定電話とFAXの電話番号による鳴り分けは可能です。
・クラウドPBXのように外出先から利用することはできません。
【スマホ内線化の構成図】
スマホ内線化は、ネットワークの構成によって利用方法が変わります。
ホームゲートウェイ(HGW)のルーター機能をそのまま使い、さらにWi‑Fiオプションを搭載している場合は、スマートフォンをHGWのWi‑Fiに接続し、SIP内線アプリをインストールするだけで利用できます。
この構成であれば、追加のネットワーク機器を用意する必要はありません。
NTT西日本のホームページ参照:スマホdeひかり電話|スマホがひかり電話機に|NTT西日本公式

一方で、HGWに業務用ルーターなどの外付けルーターを併設する場合は、ネットワーク構成がやや複雑になります。 以下は、外付けルーター側でプロバイダ接続を行い、ルーターのWAN側にローカルIPアドレスを割り当てられる場合の構成図です。
この構成であれば、既存の社内ネットワークはそのまま維持しつつ、業務用Wi-Fiを利用してスマホを内線化できるため、社内NWの変更を最小限に抑えながらスマホ内線化を導入できます。

なお、外付けルーターのWAN側にIPアドレスが設定できない場合は以下の構成となります。この構成の場合は、スマホの内線化はできますが、電話用のWi-Fiに接続したスマホではインターネットにつながらないので注意が必要です。

【最後に・・・】
スマホの内線化というと、クラウドPBXやビジネスホンが必須だと思われがちですが、小規模環境であればホームゲートウェイ(HGW)のSIP内線機能を利用することで、スマホ内線化を実現できます。 専用PBXを導入する必要がないため、構築コストを抑えながら業務効率化を図ることが可能です。
弊社は沖縄県内でビジネスホンの導入やネットワーク構築を得意としており、 「具体的な構成は分からないけれど、こういうことを実現したい」 という段階からでもヒアリングを行い、最適な構成をご提案できます。 スマホ内線化やネットワークの見直しをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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