インターネット速度改善のご依頼「原因はコレでした」

今回は、弊社でVPN環境を構築させていただいたお客様より、「最近インターネットが遅くなっているので確認してほしい」とご相談をいただきました。

本記事では、速度低下の原因調査から、実際に行った対応内容までをご紹介します。

こんにちは。ブログ担当のすずシーサーです。

☆この記事を読むとわかること☆
・インターネットが遅い原因について
・ネットワークの構成と切り分けについて
・プロバイダの変更により劇的に改善!
・最後に…


【インターネットが遅い原因について】

まず状況確認として、インターネットの速度測定を行いました。 結果は、下り平均35.65Mbps、上り平均74.89Mbpsと、数値だけを見ると極端に遅いわけではありません。

しかし念のため Ping 試験を実施したところ、驚きの結果が出ました。 インターネット向けの Ping で 4〜5%のパケットロスが発生していたのです。

通常、Ping でパケットロスが発生することはほとんどなく、正常値は 0% に近い状態です。 今回のように約 5%ものロスが発生していると、通信が途中で途切れたり再送が発生したりするため、ページの読み込みが遅くなり、結果として「インターネットが遅い」と感じる原因になります。

インターネット不具合時、スピードテスト、Ping試験、パケットロス


【ネットワークの構成と切り分けについて】

インターネットのパケットロスによって遅延が発生していることは特定できました。 次に確認すべきは、プロバイダ側の遅延なのか、光回線(NGN)側の遅延なのかという切り分けです。

幸い、お客様環境は NGN の IPv6 を利用した VPN を構築しているため、 VPN先へ Ping を行い、パケットロスが発生していないかを確認することで切り分けを行いました。

IPv6、VPN、NGN、網内折り返し

不具合が発生している本社から、支店側ルーターへ Ping を実施したところ、パケットロスは一切確認されませんでした。 この結果から、光回線(NGN)側の通信品質は正常であると判断できます。

つまり今回の遅延は、光回線ではなく プロバイダ側の不具合が原因であると断定できます。

Ping結果、IPv6、VPN

これまで問題なく利用できていたインターネットでも、プロバイダ側の設備故障や加入者増加による帯域の逼迫(ひっぱく)が発生すると、速度が低下したり、今回のようにパケットロスが発生することがあります。

このような場合の改善方法は、プロバイダによる復旧を待つか、別のプロバイダへ切り替えるかの二択となります。 しかし、プロバイダ側の復旧作業は時間を要することが多いため、弊社ではより確実で早い改善を図るために、別プロバイダへの切り替えによる対応を行っています。


【プロバイダの変更により劇的に改善!】

早速、プロバイダを弊社指定のプロバイダへ切り替え、インターネットの接続状況を再度確認しました。 その結果、速度は大きく改善し、下り平均186.90Mbps、上り平均52.93Mbpsを記録しました。

もちろん、問題となっていたパケットロスも完全に解消され、お客様には以前よりも快適なインターネット環境をご利用いただけるようになりました。

プロバイダ変更、速度改善、スピードテスト、Ping試験、パケットロス


【最後に…】

弊社は沖縄県内でネットワーク構築工事・保守・メンテナンスを行っております。 今回のようなプロバイダの不具合だけでなく、機器の故障、ケーブルの断線、Wi‑Fiの速度低下など、さまざまなネットワークトラブルの原因切り分けと改善が可能です。

インターネットの速度や接続でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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