UPS(無停電電源装置)のバッテリー交換について

今日はオムロン製UPS(BW120T)のバッテリー交換手順をご紹介します。

こんにちは。ブログ担当のすずシーサーです。

☆この記事を読むとわかること☆

バッテリー交換とUPS本体交換の頻度について
BW120Tのバッテリー交換手順
 ①バッテリーエラー状態の確認
 ②バッテリーの取り外し
 ③バッテリーの取り付け
 ④バッテリータイマーリセット
・最後に…


【バッテリー交換とUPS本体交換の頻度について】

UPSのバッテリーはおよそ3~4年で交換が推奨されます。この期間を過ぎると、商用電源からバッテリー電源へ切り替わった際に十分な電力を供給できず、UPSとしての本来の保護機能を果たせなくなる可能性があります。

UPS本体にはアラーム機能が備わっており、運用開始から3~4年が経過するとバッテリー交換を促す表示が出るとともに、音でも通知されます。また、バッテリー異常が発生した場合にもアラート表示と音で知らせる仕組みがあります。

ただし、UPS自体も永久に使用できるわけではなく、一般的な使用年数は周辺温度が25℃で約7年、40℃で約5年とされています。そのため、UPSを新品で導入した場合は1回目のバッテリー交換までは継続使用し、2回目の交換時期には本体ごと更新することが推奨されます。

もちろん、UPSの重要度がそれほど高くない環境では、2回目のバッテリー交換を行い、そのまま本体を使い続けるケースもあります。それでも、使用期間の目安は10年程度であり、それ以降は安全性の観点から本体交換が望ましいとされています。


【BW120Tのバッテリー交換手順】

①バッテリーエラー状態の確認

バッテリーの取替時期になると、ブザー音とともにディスプレイにバッテリーエラーのマーク(バッテリーに×印)が表示されます。ブザーは停止ボタンを押すことで止めることができます。バッテリー交換の表示が出たら、新しいバッテリーを注文し、速やかに交換しましょう。

②バッテリーの取り外し

こちらのUPSは電源を落とさなくても、バッテリー交換が可能なバイパス機能を有しております。この機能により商用電源を接続した状態でバッテリー交換が可能なため、UPSに接続されている機器の電源を落とさずに作業が可能です。バイパス機能がないUPSの場合はバッテリー交換の際に電源を落とす必要がありますのでUPS購入の際には注意が必要です。

※バッテリーに付属の交換手順を確認しながら作業を行ってください

まず、前面のパネルを取り外します。

フレームに爪がありますので、そちらを外すと蓋が取れます。

次に、バッテリーを固定する金具を取り外します。こちらは上にスライドすると外すことが可能です。

この状態になったら、バッテリーを引っ張り出すことができます。
上下にある白い摘みを引っ張って取り外します。

バッテリーを取り外したら、次に新しいバッテリーを準備します。今回はオムロン純正の「BWB120T」を利用します。価格は3~4万円です。サードパーティー製の互換バッテリーは2万円程度で購入可能ですが純正バッテリーではないため、万が一の際にメーカーの保証が受けられなくなりますので注意が必要です。

③バッテリーの取り付け

取り外したときと逆の手順で取り付けていきます。同じ見た目のため、間違えて古いバッテリーを取り付けないように気を付けながら作業を行います。

バッテリーの上下を間違えないように気を付けながら取り付けます。裏面にバッテリーの接続コネクタがありますので、コネクタが上になるように取り付けます。奥まで押し込むとガチャっと接続された手ごたえがあります。

※バッテリーコネクタ部(こちらが上になる)

※バッテリー取付

取付出来たら金具を取り付けます。溝に合わせてはめて、下にスライドして固定します。
金具がうまく入らない場合は、バッテリーが奥まで入り切っていませんので、奥まで押し込んでください。押し込んでも入らない場合は一度取り出してから、もう一度取り付けます。

金具を取り付けた後は、正面カバーを取り付けます。カチっと爪を押し込むだけでです。

④バッテリータイマーリセット

バッテリーの交換が終わったら、バッテリーの自己診断テストを行います。手順書に沿って作業しましょう。

【自己診断テスト】

【バッテリータイマーリセット】

バッテリーの自己診断が完了したら、バッテリータイマーのリセットを行います。これにより次のバッテリー交換時期になるとアラームでお知らせすることができます。

【停電試験】

交換したバッテリーで、停電時にバッテリーから電源供給されるか確認します。

停電試験の際は、万一に備えUPSに接続されている機器の電源が落ちても問題がない状態で作業してください。

以上で、バッテリー交換は完了です。ここまでの作業で15分程度で完了します。今回は簡易的な試験ですが、点検時などはバッテリー電源供給時に電圧が100vあるか、何分間バッテリーで稼働するか等の試験も行います。


【最後に…】

いかがでしたでしょうか。UPSのバッテリー交換は比較的簡単に作業を行うことができます。せっかくUPSを導入してもバッテリーを交換せずに放置して利用されているところをたくさん見てきました。万が一の停電などに備えて、定期的なバッテリー交換をお勧めします。

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