沖縄県内のネットワーク構築事例紹介① APコントローラ
今日は、弊社で構築したネットワークの構築案件で、APコントローラを使ったネットワーク環境を構築しましたのでその事例をご紹介します。
【構築の背景】
数百台規模のパソコンを有線LANで接続しており、新しいパソコンを導入するにあたり無線LAN環境を構築したい。また一つのSSIDで複数のネットワークに接続したい。また、APの故障や端末接続の不具合などを把握できるような構成にしたい。
【ご提案内容】
Aruba AP-615をアクセスポイントとして採用し、それらをコントロールするためのAPコントローラとして、Aruba モビリティコントローラ 9240を採用、ログ監視用としてAruba Airwaveを採用しました。RADIUSサーバにはAruba ClearPassを採用して、ダイナミックVLANを利用したネットワーク環境を構築しました。

【各機器の仕様について】
各機器の役割は以下の通りです。
・アクセスポイント Aruba AP-615
パソコンやスマホなどを接続するためのアクセスポイントで、今回はArubaモビリティコントローラで設定を行っております。AP-615はネットワークにつながった際にモビリティコントローラに接続し、新しい設定内容があればそのデータをもとに自動的に設定が変更されます。今回はIEEE802.1X認証(RADIUS認証)を採用しているので、Wi-Fiに接続した端末はID、PWでネットワークにログインし、Aruba ClearPassで承認後にダイナミックVLANで所属するネットワークのIPアドレスを取得します。
・Aruba モビリティコントローラ9240
Arubaのアクセスポイントを制御するコントローラで、各端末の設定や接続状況、ログなどを管理することが可能です。一括で設定変更ができるため、台数の多いネットワークを管理する場合に有効なシステムです。アクセスポイントをグループ毎に管理することも可能です。ログなども一部保存できますが、より長期間、より詳細に確認するためにArubaAirWaveと連携します。
・Aruba ClearPass
ArubaのRADIUS認証サーバーで、ユーザー情報の管理やダイナミックVLANの設定などが可能です。接続されているユーザーも一覧として表示することもできます。ダイナミックVLANにより、ユーザー情報とVLANを紐づけることが可能になります。
・Aruba Airwave
Arubaのコントローラやアクセスポイントのログを管理することができるシステムです。デイリーレポートを作成したり、フロアプランで図面を取り込んでおくことで、APの設置場所やつながっている端末の把握や、どのAPに不具合が発生したのかの確認やVisualRFの機能によって電波の強さをヒートマップとして表示することも可能です。
【最後に…】
いかがでしたでしょうか。弊社では大規模ネットワークの構築実績もございますので、ネットワーク構築でお困りのお客様はお気軽にお問い合わせください。
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