UPS(無停電電源装置)の特徴について
今日は通信機器の停電対策に有効な、UPS(無停電電源装置)の特徴についてご紹介します。
こんにちは。ブログ担当のすずシーサーです。![]()
☆この記事を読むとわかること☆
・UPSの特徴について
・UPSの種類について
・バッテリーについて
・UPSの使用例
・最後に…
【UPSの特徴について】
UPS(無停電電源装置)は「Uninterruptible Power Supply」の略称で主にパソコンやサーバー、ルーターなどの通信機器の停電や瞬時電圧低下(瞬停)から保護するために利用されます。また、電圧を安定させる役割もあり、UPSを導入することで機器の故障リスクを低減し、システムの安定稼働に貢献します。
さらに、UPSにはサーバーやパソコンと連携して自動シャットダウンを行う機能も備わっています。 停電発生後、例えば5分後にサーバーを自動的にシャットダウンするといった設定が可能で、バッテリー残量が尽きる前に安全にシステムを停止させることができます。

【UPSの種類について】
UPSには「常時商用給電方式」、「常時インバータ給電方式」、「ラインインタラクティブ方式」の3種類があり、それぞれ次の特徴があります。
・常時商用給電方式
通常時は商用電源をそのまま機器へ給電し、同時にバッテリーの充電を行う方式です。
停電などの非常時にはバッテリー給電へ切り替わりますが、この切り替え時にわずかな瞬断が発生します。ただし、一般的なパソコンなどのOA機器では問題にならないレベルです。
一方で、商用電源を直接利用するため電圧変動やノイズの影響を受けやすく、サーバーなどの通信機器への利用は推奨されません。

・常時インバータ給電方式
通常時から商用電源をインバータ経由で給電する方式で、同時にバッテリーの充電も行われます。
インバータを通すことで電圧が安定し、ノイズも除去されるため、常にクリーンな電源を供給できます。また、停電時の切り替えでも瞬断が発生しないため、サーバーやネットワーク機器など、安定性が求められる機器に最適です。

・ラインインタラクティブ方式
基本構造は常時商用給電方式に近いものの、トランス回路を内蔵しており、通常時の商用電源をトランス経由で給電することで電圧を安定化できます。
そのため、常時商用給電方式よりも安定した電源を供給でき、常時インバータ給電方式に近い品質を実現します。
ただし、バッテリー給電へ切り替える際には瞬断が発生する可能性があるため、サーバーなどの重要機器には常時インバータ給電方式が推奨されます。

【バッテリーについて】
UPSにはバッテリーが内蔵されており、停電時はこのバッテリーから電力を供給するため重要なパーツの一つです。バッテリーは消耗品となっており、使い方にもよりますがおよそ3~5年で交換が必要となります。交換時期にはアラームなどで通知されるため、交換忘れがないように注意しましょう。また、多くのUPSにはバイパス機能が搭載されており、この機能を利用することでシステムを停止させることなくバッテリー交換を行うことが可能です。運用中の停止を避けたい環境では特に有効な機能です。

【UPSの使用例】
UPSは、停電や瞬停に弱いパソコン・サーバー・ルーターなどの通信機器を保護するために主に利用されます。 また、停電時でもサービスを継続したい場合にも有効で、その際は長時間稼働できる大容量バッテリーを備えたUPSが使用されます。
停電が発生すると、まずUPSのバッテリーから機器へ電力が供給されます。その間に発電機を準備し、発電機が起動した後にUPSの入力を発電機へ切り替えることで、システムを停止させることなく電源を確保できます。※発電機を利用する場合は常時インバータ給電方式を利用する。

【最後に…】
いかがでしたでしょうか。UPSは通信機器の継続稼働と故障リスクの低減に役立つ機器ということがお分かりいただけたかと思います。UPS関連で多いのは導入後のバッテリー交換を怠っているケースです。バッテリーが劣化した状態では、停電発生時にバッテリーがすぐに尽きてしまい通信機器の電力を確保することができませんので、必ずメンテナンスを行うようにしましょう。
弊社でもオムロンやAPCといったUPSを取り扱っております。沖縄県内でUPS導入を検討されているお客様は、利用する用途に合わせて機器を選定しますので、お気軽にお問い合わせください。
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