蛍光灯からLED照明への取替について

2027年で蛍光灯の製造販売が終了になります。LEDへのお取替えはお早めにしましょう!

こんにちは。ブログ担当のすずシーサーです。

☆この記事を読むとわかること☆

・LED照明について
・蛍光灯とLEDの見分け方
・LEDの交換について
 〇工事不要LED
 〇照明器具交換
 〇照明器具バイパス工事(安定器切り離し)
・LED、照明器具の耐用年数について
・最後に…


【LED照明について】

LED照明とは発光ダイオードを利用した照明のことです。
従来の蛍光灯と比べて、・明るい・長時間対応・発熱が少ない・電気代が安いことが特徴です。一方で購入費用は割高になります。しかし、電気代だけで元が取れてしまうのでLEDはコストパフォーマンスに優れております。

また、調光機能がある場合、明るさや色温度(暖色・白色・昼白色)を変えることも可能です。

※電球タイプのLED

【蛍光灯とLED照明の見分け方】

蛍光灯とLEDの見分け方は以下の通りです。
・電球の品番で検索する(FL、FLR、FHFから始まるものは蛍光灯)
・素材(プラスチック製はLEDです。※一部ガラス管のLEDもあります)
・発熱量(LEDは発熱が少なく、蛍光灯は発熱が大きい)
・点灯までの時間(LEDは即時点灯、蛍光灯は点灯に遅延があり)
・目視確認(発光ダイオードが見えるものはLED)
・調光できるものはLEDです

【LEDの交換について】

〇工事不要LED

LED照明の中には、特別な工事をせずにそのまま交換できるタイプもあります。パッケージに「工事不要」や「バイパス不要」と記載されている製品がそれにあたり、蛍光灯と同じように電球を差し替えるだけで使えるのが特徴です。

手軽に導入できる反面、以下のような注意点もあります。

・製品価格が比較的高価
・安定器が故障している場合は正常に動作しない
・一般的なLED照明と比べて故障しやすい傾向がある

それでも、「工事費がかからない」、「賃貸住宅でも気軽に使える」といった利点は大きく、状況によっては非常に便利な選択肢となります。

〇照明器具取替

こちらは最も一般的な方法で、照明器具そのものを交換するものです。家庭用の場合、シーリングライトは「引掛けシーリング」と呼ばれる照明器具用のコンセントに接続するだけで使用できるため、誰でも簡単に交換可能です。一方、オフィスなどで使用されている直管タイプの蛍光灯は、電源ケーブルを直接接続するタイプのため、交換には電気工事士の資格を持つ方による工事が必要です。

ー家庭用LED照明器具ー

ーオフィス向け照明器具ー

従来型の直管型LED照明と台形型の延べ棒のようなベースライト型のLED照明があります。

〇照明器具バイパス工事(安定器切り離し)

既存の照明器具を流用し、蛍光灯に必要な安定器を切り離す「バイパス化」をすることでLED照明を使用可能にする方法です。コストを抑えられるのが大きなメリットですが、照明器具は15年ほど使用すると故障や発火のリスクが高まるため、LEDへの交換時には器具の取替も併せて行うことをおすすめしています。

照明器具が比較的新しい場合や、時間・費用を抑えたい場合によく利用されます。この作業は、照明器具の改造に該当するため電気工事士の資格が必要です。また、非常灯についてはバイパス工事ができないため、器具の交換が必須となります。

【LED照明、照明器具の耐用年数について】

LED照明の寿命は約40,000時間とされています。一方で照明器具は10年を目安に交換となり、最大で15年が耐用限度となります。10年を目安に器具を交換するのが望ましいでしょう。

オフィスや工場など照明器具の台数が多い場所は、分割して器具交換の予定を組むと予算を抑えつつスムーズに取替が可能となります。

【最後に…】

いかがでしたでしょうか。今回はLEDに取り換える方法などをお伝えしました。
弊社では沖縄県内でLED取替工事を行っております。2027年の蛍光灯終息に向けて、早めにLEDへの取替をお勧めいたします。

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